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植物根と土の分離

本試験は南相馬市において実施しました。除染において,農地(特に牧草地),園庭,校庭,公園(特に芝生)等の表土を剥ぎとる場合には大量の植物根を含んだ土砂が発生し,これらについては可燃物扱いを余儀なくされます。これらを保管,仮置きする場合には,保管場所,仮置場の沈下,ガスの発生に対する処置等を施さねばならず,立地,周辺環境に影響を与える可能性があります。そのため,除染で発生した植物根等が混入した表土等を対象にツイスターと振動フルイ機を用いて,植物根と土との分別試験を実施し,分別の状況を確認しました。分離した植物根等は,「a)可燃性除去物の焼却処理ⅳ可燃性除去物の低温焼却処理試験」の原料として使用しました。

本試験では,土砂,石等の不燃物と植物根等の含有率が様々であるため,減容率という基準では評価できませんが,目視で確認した結果,試験条件が良いものについては,土側には根等の可燃物はほとんど混入していませんでした。ただし,粘性の高い土を処理した場合はツイスターで土が砕けず,根側に土が大量に排出されることがありました。ツイスター概要図を図1に,車載型ツイスターを図2に,移動式振動フルイ機の写真を図3に示します。また,分別後の状況を図4に示します。

 

  

図1 ツイスター概要図

 

  

図2 車載型ツイスター

 

  

 

図3 移動式振動フルイ機

 

     

分別後の根等の状況 分別後の土の状況

図4 分別後の状況

 

 
ツイスター及び振動フルイ機による植物根と土の分離(南相馬市)