現在地: 除染技術関連情報 課題とベストプラクティス 仮置場の整備・維持管理に関する事項

仮置場の整備・維持管理に関する事項

仮置場は,地形等の条件を考慮して造らなければなりません。モデル事業でも各JVによって様々な形状や保管方法が採用されましたが,いずれも保管中の安全性が担保される必要性は同じです。モデル事業が始まった時点では検討段階であった除染関係ガイドラインや廃棄物関係ガイドラインが事業中に施行され,これらを参考に安全な仮置場の整備・維持管理を行っていくことで地域の安心にもつながっていきます。

住民説明会などの場や視察などを通して仮置場に対しては多くの意見が寄せられました。これらを踏まえ,内容を精査し必要に応じて設計まで立ち返り対応した例もありました。このように除去物が搬出されるまで間の安心も考慮にいれた対応が必要であることが分かりました。

また,運用を開始した仮置場において,冬期の間の凍結した土壌の融解による浸出水や草木等の醗酵による温度上昇などいくつかの不具合も発生し対応を行いました。その中で,試験的に設置していたモニタリングシステム(線量,水位,温度)が早期の診断に役立った例もありました。