現在地: 除染技術関連情報 課題とベストプラクティス 【不安解消に関すること】

モデル事業を推進する上での社会的事項【不安解消に関すること】

  • 除去物の運搬などに伴う仮置場周辺および搬入経路の線量率の上昇に対して,自治体および住民の方々の不安が多く寄せられた事例がありました。これに対しては,これらの場所にも測点を設けて継続的に測定を行い,線量率に有意な上昇がないことを示すことで,住民の方々の不安を低減することができました。
  • 井戸水や湧水を生活に使用している除染実施対象地区では,これらの水の汚染を懸念する声が多く寄せられた事例がありました。これに対しては,要望に応じて,これらの生活用水の水中放射性物質濃度を測定しデータを示すことで不安を低減することができました。
  • 人体に接する製品を製造する工場を含む除染実施対象地区においては,徹底除染の要望があり,除染結果のデータを示して丁寧に説明することで除染作業に対する理解を得た事例がありました。
  • スクリーニングポイントを設置させていただいた除染実施対象地区では,他地域からの汚染物質の流入に非常に強い懸念を示されたことから,自治体と相談し様々なルール(スクリーニングポイントへの進入ルート,スクリーニングポイントへ来る前の除染作業現場でのスクリーニングの徹底,定点モニタリングの実施等)を決めて運用しました。運用にあたり一部徹底されなかったことで地区住民から苦情が寄せられ,その対応に自治体にも多大な負担をかけました。