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他調査実績の活用

除染対象面積あたりの測定点数を増やすことによって面的分布の測定精度向上に有効ですが,点数の増量には現実的には限界があります。そこで,他で行われている調査による知見を活用していくことが広域除染計画策定や評価に対して効果的です。例としては以下が挙げられます。

  • 無線ヘリコプターやモニタリングカーによる測定結果の活用

無線ヘリコプターは,本体に大型プラスチックシンチレーション検出器を搭載し,地上局(ワンボックスカー)から無線で遠隔操作するものです。1 秒ごとに計数率データとGPSデータを採取し,換算係数(Cd)を使用して地上1mにおける空間線量率に換算します。迅速に広範囲を測定することができる上,プログラム飛行が可能なため,同一ルートでの飛行により除染効果の確認,経年変化による変動追跡等が可能です。また,人が容易に立ち入れない田畑の中や,森林,山の斜面等でも測定可能です。

モニタリングカーは,NaIシンチレーション式サーベイメーターおよび電離箱式サーベイメーターを搭載し,道路上を走行しながら,測定値とGPSによる位置を記録します。データ採取終了後,予め実測により定めた補正式を用いて,車内で計測した線量率を地上1mの空間線量率に換算します。