ショットブラストによる道路除染の技術評価

【除染モデル実証事業編】報告書2.4.2 除染作業結果より

 

ショットブラストによる道路除染の手順や作業性の評価等を整理し以下に示します。

 

整理番号

道-6

大分類

道路

中分類

舗装

小分類

アスファルト舗装面

除染手法

ショットブラストによる切削

内容

切削,回収,詰込,運搬

除染方法

<除染手順>

アスファルト舗装切削: →フレキシブルコンテナ詰込:→運搬(除染箇所の一時集積所まで):

切削機(ショットブラスト) 人力           トラック

 

<除染概要>

切削機(ショットブラスト)で,アスファルト舗装面を切削します。人力で切削屑をコンテナに詰込み,トラックで除染箇所の一時集積所に運搬します(運搬距離100m)。

大型ショットブラスト

仕上がり面の状況

主要機械仕様

切削機(ショットブラスト,切削幅100cm,投射量180kg/min×2,投射速度75m/sec),トラック

環境条件

適用環境条件

舗装面が凍結している場合や雪で覆われている場合には適用できない。

降雨時は投射材(鉄球)の回収が困難である。

施工制約条件

舗装面が歪曲している場合,投射材を均質に舗装面へ打ち付けることができず,除染効果が低下する可能性がある。

評価

除去物

施工スピード(作業員数)

850m2/日(5人)

除去物発生量

30袋/ha程度

除去物内容

切削屑,投射材

水処理方法

使用水量

汚染水回収方法

回収率

除染係数の目安

DF

3~23

低減率

60~95%

コスト(直接工事費>1,000m2

480円/m2(大型)

施工上の留意点改善点

・除染後にアスファルト面に残った切削屑は確実に収集除去するとともに,切削に用いた鉄球はスイーパーで確実に回収することが重要です(除染効果の確保)。

・ブラスト面の中央部と端部で切削深度が異なるため,除染幅の半分程度のラップが必要です(除染効果の確保)。

・投射密度と走行回数(スピード)で切削深さが異なるので,事前にこれらの要因と低減率の関係を把握し,仕様を決定することが重要です(除染効果の確保)。

・その他,切削厚さによっては,オーバーレイが必要となります。

 

ショットブラストの具体的な流れ

 

ショットブラストの歩掛例