超高圧水洗浄機による道路の除染技術評価

【除染モデル実証事業編】報告書2.4.2 除染作業結果より

 

超高圧水洗浄機による道路の除染の手順や作業性の評価等を整理し以下に示します。

 

整理番号

道-7(宅-12と同じ)

大分類

道路

中分類

舗装

小分類

アスファルト舗装面

除染手法

超高圧水洗浄機による切削

内容

切削,回収,運搬

除染方法

<除染手順>

アスファルト舗装切削:   →洗浄水回収:  →運搬(除染箇所の水処理設備まで):

超高圧水洗浄機(最大240MPa) バキューム車  バキューム車

 

<施工概要>

超高圧水洗浄機(最大240MPa)で,アスファルト(特にストレートアスファルト)舗装面を薄削します。切削に使った水はバキューム車で吸引回収し,除染箇所の水処理設備へ運搬します(運搬距離100m)。

中型超高圧水洗浄機

ハンディー型超高圧水洗浄機

主要機械仕様

超高圧水洗浄機(最大240MPa),バキューム車

環境条件

適用環境条件

舗装面が凍結している場合や雪で覆われている場合には適用できない。

施工制約条件

特になし。

評価

除去物

施工スピード(作業員数)

330m2/日(中型1往復)(4人)

除去物発生量

30袋/ha程度

除去物内容

切削屑

水処理方法

使用水量

4~5m3/100m2程度

汚染水回収方法

バキューム吸引

回収率

100%

除染係数の目安

DF

2~15

低減率

40~95%

コスト(直接工事費>1,000m2

1,150円/m2

施工上の留意点改善点

・事前に圧力,回数の違いによる除染効果の違いを把握し,仕様を決定することが重要です(除染効果の確保)。なお,低減効果の測定では,除染水の遮へい効果を除くため,乾燥状態で測定する必要があります。

・中型の超高圧水洗浄機では縁石近くに数センチ幅の未除染部が残るため,ハンディー型のものを併用する必要があります(除染効果の確保)。

・その他,切削厚さによっては,オーバーレイ(ストレートアスファルトのみ)が必要となります。

 

 

超高圧水洗浄機の具体的な流れ

 

超高圧水洗浄の歩掛例