植樹剪定による宅地の植樹部の除染の技術評価

【除染モデル実証事業編】報告書2.4.2 除染作業結果より

 

宅地の植樹部の植樹の剪定(植樹の根付近の草刈・表土の剥ぎ取りを含む)の手順や作業性の評価等を整理し以下に示します。

 

整理番号

宅-10

大分類

宅地

中分類

小分類

庭木

除染手法

剪定+庭木の土の除去

内容

草刈り,庭木の剪定,庭木の土の除去,集積,詰込

除染方法

<除染手順>
草刈り:     →庭木の剪定: →庭木の下土除去: →          集積・詰込:  
人力(草刈機,鎌) 人力(剪定バリカン) 人力 (鋤簾,スコップ,熊手など) 人力

<除染概要>
庭・生垣周りの草刈り,剪定バリカン,枝切りばさみで庭木を剪定した後,庭木の下の土壌を剥ぎ取ります。落葉や腐食土を鋤簾,スコップ等で掻き取るように剥ぎ取り,フレキシブルコンテナに詰込みます。

庭木剪定

庭木の土の除去

主要機械仕様

剪定バリカン,枝切りばさみ,鋤簾,スコップ,熊手,竹箒

環境条件

適用環境条件

宅地の庭木および生垣が対象。除染効果に影響する環境条件は見当たらない。

施工制約条件

特になし。

評価

除去物

施工スピード
(作業員数)

240m2/日 (9人)

除去物発生量

300袋/ha程度

除去物内容

剪定枝,落葉,土壌

水処理方法

使用水量

汚染水回収方法

回収率

除染係数の目安

DF

1~1.3(表土すきとり厚さによる)

低減率

0~20%(表土のすきとり厚さによる)

コスト(直接工事費>1,000m2

740円/m2

施工上の留意点
改善点

・森林除染と同様に,落葉ならびに腐植土層を除去することが重要です。そのためには人の手が入るように地表から30㎝までの下枝を枝打ちする必要があります(除染効果の確保)。
・その他,下土まで除去する場合は,根を傷めないようにする必要があり,ヒゲ根が出たあたりが目安となります。
・庭木の剪定に際しては,強剪定を行うと枯死する場合があるため,造園業者や樹木医による査定が必要です。

 

 

宅地庭部の具体的な流れ

 

剪定+庭木の土の除去の歩掛例