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主な放射線事故後の除染

背景

福島第一原子力発電所の事故による環境汚染は,主にヨウ素131,セシウム134,セシウム137によるものでした。このうちヨウ素131は,事故後,数週間から数ヶ月で崩壊して無視できる放射能レベルになるため,除染活動において主要な重要核種とはなりません。これに対し,セシウム134の半減期は2.06年,セシウム137の半減期は30.2年ですので,これらの放射性核種は両方とも,長期間環境中に残存します。従って,これら2つの放射性核種が通常,除染活動の対象となります。

右に示す関連図は,セシウム134とセシウム137の環境特性と放射性毒性に関する情報,および様々な場所の除染に対するアプローチに関する情報を示しています。福島第一原子力発電所の事故後に採用されているアプローチの例に着目します。