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国際原子力機関(IAEA) と経済協力開発機構原子力機関(NEA/OECD)

IAEA

IAEA は,世界に「核の平和利用」を広めるため,国連機関の一つとして1957年に設立されました。IAEAは加盟国および世界の複数の協力者と共に,原子力技術の安全,安全保障および平和利用を促進させています。

IAEA 事務局はオーストリア・ウィーンのウィーン国際センターに本部を置いています。スイス・ジュネーブ,米国・ニューヨーク,カナダ・トロントおよび日本の東京に,連絡室または地域事務所があります。また,オーストリアのウィーンとサイベルスドルフ,モナコ,イタリア・トリエステにある研究センターおよび科学研究所を運営あるいは支援しています。

IAEA事務局は,2,300人の多くの学問領域にわたる専門家,および100カ国以上から派遣された補助職員を擁します。IAEAの計画と予算は,政策決定部門(35人で構成される理事会と全加盟国が参加する総会)により決定されます。IAEA の活動報告は定期的に提出されるほか,国連安全委員会および国連総会の要請によっても提出されます。

IAEAの任務は,加盟国の利益や必要性,およびIAEA憲章に盛り込まれた戦略計画と未来像に沿った枠組みで決められます。3つの主要な業務範囲は,安全と安全保障,科学と技術,および保障措置と査察,です。

 

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NEA/OECD

経済協力開発機構原子力機関(NEA) は,フランス・パリを拠点とする,経済協力開発機構(OECD)の特別機関であり,工業先進国政府間の組織です。

NEAの任務は,国際協力を通して,加盟国が平和利用のための原子力エネルギーを,安全で経済的かつ環境に調和したものとして利用するために必要な科学的,技術的かつ法的根拠を維持し,発展させていくことを支援することです。この実現のため,NEA は,情報と経験の共有,国際間協力を促進させるための議論の場として,また,加盟国が自国の専門技術の蓄積および維持することを支援する中核的研究拠点として,さらに,政策分析を容易にし,技術的な研究に基づいた合意の形成の手段として機能しています。

NEAの現在の構成は,ヨーロッパ,北米国,アジア太平洋地域の31カ国からなります。NEA加盟国を総合すると,世界の原子力発電所の設備容量のおよそ85%を占め,原子力発電は加盟国で発電している電力量のおよそ1/4を占めます。NEA はIAEAと,またブリュッセルの欧州委員会と密接に仕事を行っています。OECD内では,国際エネルギー機関(IEA) および環境総局と密接に連携しています。

放射線防護の分野におけるNEAの目標は,加盟国が放射線防護の体系を法令化し,実施する際に,概念的,科学的,政策的,規制上,運営上,および社会的な問題を,将来を見据えて,適時,特定・検討し,それらの意味を明らかにすることにより支援することです。

 

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